保険の失敗談:通院保障のある保険。いま入っているものにプラスしようかと迷っていたら骨折。
40代女性です。いまもいくつか保険には入っていますが、40になったのを気に、「けがでの通院に補償がある保険」に追加加入しようと決めていました。ところが、その矢先に失業することが決まってしまい、仕事を探すためにハローワークに行ったり、履歴書を書いたり、退職の手続きがあったり、と毎日なんだかんだ忙しく、資料を取り寄せるまではいったものの、なかなか選ぶ時間も取れず、すっかり保険のことは後回しにして暮らしていました。
そして失業。在職中に仕事が決まらず、焦り、毎日転職活動をしていました。なかなかはかどらなかったものの、ようやく仕事が決まり、「よし次は保険」と思った矢先のことでした。なんと、ちょっとしたことで骨折してしまったのです。就業直前ではありましたが、幸い、入院するほどの大けがではありませんでした。会社都合での退職だったので、特に問題もなくスムーズに失業保険も出ていましたし、通院してリハビリをする程度でしたから、費用負担はそれほど大きいものではありませんでした。
特に問題ないといえば問題ないことではありますが、もし退職をする前に保険を選定し終わり、申し込み手続きも済ませて保険が適用開始になっていたら、ほぼ間違いなく、保険適用の対象になる内容のケガでした。仕方ないといえば仕方ないことです。でも「入るつもりがあったのに入っていなかった」ことから、非常に失敗したと感じていて、とても悔しいです。
それになにより残念だったのは、今回のケガによる保険を受け取ってしまったことにより、ここから数年間、通院治療が補償される保険に入るのは難しい、ということです。いくつか探してみたのですが、過去数年間でケガによる保険で保険金を受け取っている場合は入れないところばかりでした。保険が切れている期間に限って病気やケガをする、というのは良く聞く話です。
しかし、まさか入ろうとした矢先にケガをするとは想定外でした。これから年齢もあがり、ケガや病気にますます気を付けなければならず、治りも悪くなります。それに備えて入るはずの保険でした。時期的に忙しかったのは仕方がないのですが、職探しと同じくらい重要と考え、もっと迅速な対応をしておくべきでした。普段なかなか保険を使う機会がないことから、見直しなどの優先度がかなり低いのも原因だと思います。自分の置かれている環境に応じ、先延ばしにせずに考えていくのが大事と思いました。
(KHさん)